IT業界の動向と展望

<ITの流れ>
ITの変革では、インターネットの拡大・情報通信の利活用の拡大が進み、PC・スマホ・タブレット端末・Webなどが発達しました。次のITの課題は、・クラウド・セキュリティ・プライバシーAI(人工知能)ビッグデータIOT(Internet Of Things)・宇宙など、今まで実現しなかったシステムが身近になろうとしています。

<AIによる社会貢献>
近年、我が国では人口減少による産業の生産性低下が問題となっています。更に農業や漁業、建設・建築業では重労働傾向の労働形態も相まって労働人口が減少し、後継者不足という問題もあります。AI開発はこの問題を解決する一つであり、今後、AI開発の需要は益々、増えていくと考えられます。当社では産業を下支えするAI開発を通して社会貢献することを目指します。

<AI開発とは>
AI開発のひとつに、人工知能(AI:Artificial Intelligence)を用いた人的作業の省人・省力化、自動化に貢献するシステムの構築が挙げられます。人工知能には遺伝的アルゴリズム、エキスパートシステム、機械学習など多くの手法があります。当社では機械学習の内、Deep Learning(またはCNN:畳み込みNeural Network)を用いて、主に画像認識やクラス分類を行うAIを開発しており、実務では製品検査の省人・省力化に関する研究開発の支援を行っています。このAI開発では大量の製品画像を学習することで、例えば、使用材料の認識・分類や不良品の検知ができるAIの構築が目的となっています。
AI開発には大卒程度の数学(主に線形代数、微分)とプログラム言語Pythonの知識が基本となります。また、使用するAIフレームワークはChainer、TensorFlow、Kerasがあります。

<ITと顧客の業務をつなぐ>
ITを活用したシステムの役割は、顧客の業務を円滑かつ大量に処理することにあります。従って、システム開発に際しては「対象となる業務の理解」が欠かせません。どのような業務をシステム化するのかを考えて、最も適した技術を用いてシステムを組上げます。
例えば、流通業におけるロジスティックスの問題を解決するために、AIを用いた「最適配送経路」の提案機能を実装する。配送過程における経路追跡のためにIoTを用いてトレース機能を実装する。などが考えられます。
「顧客のしたいこと」を理解して、IT技術を活用してシステム化します。この時に顧客のしたいことを深く理解出来るだけの業務知識は必要です。もちろん一人で全てが出来るわけではありません。AIが得意な人と業務に詳しい人との「共同作業」でシステムを作ってゆきます。重要なことは、技術と業務の両面を網羅するため、お互いに協力することです。技術者としては何か一つ得意分野を持ち、その他にも広く目を向けておくことが大切です。